妊活中の浮腫みを整え自然妊娠した症例|恵比寿

こんにちは、恵比寿LOOP鍼灸院の中野です。
今回は、妊娠を目的に鍼灸治療を行った症例をご紹介します。
今回の症例
患者:30代女性・会社員
結婚から4年が経ち、そろそろ妊娠をと考え始めた時期に、「鍼灸を受けて妊娠した」という知人の紹介でご来院されました。
不妊治療クリニックへの通院はしていない状態でした。
婦人科では異常なし、生理周期も大きな乱れはなし。
多少の手足の冷えと、仕事による浮腫みがある程度でした。
既往歴・家族歴も特に気になる点はありませんでした。
診察で気づいたこと
身体診察を行うと、両足関節の浮腫みが顕著でした。
捻挫の有無を確認しながら、浮腫みと妊娠しやすい体質との関係をご説明しました。
腹診では、臍周りに硬さ・冷え・不快感が見られました。
東洋医学でいう「脾(ひ)」との関わりで、これも浮腫みに関係していると判断。
浮腫みの改善が妊娠しやすい状況をつくる一つの目安になることをお伝えし、積聚治療を開始しました。
施術の内容と経過
初回の施術中、ご本人が気づくほどの発汗があり、体が温まってきた様子でした。
初回はあまり余計な刺激を加えず、基本治療のみで終了しました。
その後、お灸を併用しながら施術を重ね、約2ヶ月で自然妊娠されました。
現在も順調にお過ごしとのことです。
まとめ
✔ 足首の浮腫みと臍周りの冷えが妊娠しやすい体質の改善ポイントだった
✔ 初回から発汗・体温上昇が見られ、体が反応していた
✔ お灸を併用しながら約2ヶ月で自然妊娠
鍼灸だけの効果とは言い切れませんが、体質を整えるきっかけになれたと考えています。
妊活中でお悩みの方は、一度ご相談ください。
文中のことば解説
脾(ひ):東洋医学における概念で、消化・吸収・水分代謝を司るとされる五臓のひとつです。脾の働きが低下すると浮腫みや冷えにつながると考えられています。
腹診:お腹の状態を触診で確認する東洋医学の診察法です。硬さ・冷え・圧痛などから体の内側の状態を読み取ります。
