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    日焼けで全身が痒い?熱の痒みを鍼灸で改善した症例

    こんにちは、恵比寿LOOP鍼灸院の中野です。
    今回は、全身の痒みを主訴に来院された方の症例をご紹介します。

    目次

    今回の症例

    患者:30代女性(接客業)

    2〜3日前から全身に痒みが続き、夜も十分に眠れない状態が続いていました。日中は仕事中にも睡魔に襲われ、集中力が低下してお困りでした。

    発疹・赤み・炎症などの皮膚症状は見られず、皮膚科的な原因は特定できない状況です。最近の行動について伺ったところ、気温が高い日に屋外で長時間過ごし、日焼けをしたということでした。

    急に強い紫外線にさらされると、アレルギー反応に似た痒みが生じることがあります。5月は日差しが急に強まる時期でもあり、身体が環境の変化に追いつけなくなりやすい季節です。

    施術の内容と経過

    脈診・腹診・身体の各指標を確認したところ、熱を示す反応が複数みられました。このことから、紫外線による「熱」が体内にこもり、その熱が痒みとして表れていると判断し、積聚治療を行いました。

    積聚治療は、一般的な鍼灸とは異なるアプローチです。症状が出ている部位だけを診るのではなく、体全体の状態を整えることを重視します。体への負担を抑えながら深部に働きかけ、身体が本来持つ調整力を引き出していきます。

    施術後は身体の熱っぽさが消え、全身の疲れも軽くなっていました。強い眠気を感じていたため、帰宅後に少し横になって休んでから食事をするようお伝えし、今の時期に注意した方がよい食べ物についてもご案内して終了しました。

    まとめ

    ✔ 皮膚症状がなくても、紫外線・熱が原因の痒みは起こることがある
    ✔ 脈診・腹診で体の状態を丁寧に把握し、根本からアプローチする
    ✔ 施術後に熱っぽさと疲労感が解消され、睡眠の質改善も期待できる

    5月は気温と日差しの変化が大きく、身体が環境についていけなくなりやすい時期です。原因不明の痒みや体の不調でお悩みの際は、お気軽にご相談ください。


    文中のことば解説

    • 積聚治療(しゃくじゅちりょう):日本古来の鍼灸の流派に基づいた治療法。症状の出ている部位だけを治療するのではなく、体全体の調整を重視した施術です。
    • 脈診(みゃくしん):手首の脈の状態を診て、体の内側の状態を把握する診察法。
    • 腹診(ふくしん):お腹の張りや硬さ、温度感などを触れることで確認する診察法。
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