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症例レポート 2026.10.15 約2分

ストレスで食べられず生理も止まった30代女性|初回の鍼灸

この症例の読みどころ

  • 仕事の変化によるストレスで「食べるのが怖い」状態になった30代女性会社員の初回施術記録
  • 体重が10キロ減り生理も止まった状態で、病院の治療と並行して鍼灸を受けた経緯
  • 脈が弱く遅い状態に対し、体への負担を抑えた積聚治療を選んだ理由
  • 施術後に「体が温かくなった」「今日はすんなり眠れそう」と話された当日の変化

こんにちは、恵比寿LOOP鍼灸院の中野です。
今回は、仕事のストレスから食事がとれなくなり、生理も止まってしまった30代女性の初回施術についてご紹介します。

今回の症例

患者:30代女性・会社員

仕事内容の変化で忙しくなった頃から強いストレスを感じるようになり、食べると気持ち悪くなって吐き気が出るため、次第に「食べること自体が怖い」と感じるようになったそうです。

睡眠も浅く、途中で目が覚めてしまい、体のだるさが抜けません。気づけば体重が10キロほど減り、生理も止まっている状態でご来院されました。

すでに病院で治療を受けておられ、当院へは「少しでも気持ちが楽になれば」というご希望でお越しになりました。

施術の内容と経過

脈を診ると、弱く、遅く、張りのない状態でした。体にかかっている負担が大きい一方で、それを補うはずの食事や睡眠を体が受け入れられていない、という印象です。

そこで、病院での治療と並行する形で、積聚治療を行いました。症状の出ている胃や月経だけを見るのではなく、体全体の状態を整えることを目的にしたアプローチです。

体がかなり弱っている状態でしたので、鍉鍼(ていしん)を用い、体への負担を抑えながら深部に働きかけることを意識しました。

施術が終わった後、「体が温かくなった」「眠気がいつもと違って、今日はすんなり眠れそう」と話されていました。

今回の鍼灸でどの程度回復に向かうかは、経過を見ていく必要があります。それでも、少し元気になられたご様子だったのは何よりでした。将来的に妊娠も希望されていますので、まずは体を休められる状態を整えることから、継続して力になれればと思います。

まとめ

  • 強いストレスで食事と睡眠を体が受け入れられなくなると、体重減少や生理の停止といった形で表れることがある
  • 病院の治療と並行して、体を休められる状態づくりを鍼灸で行う選択肢がある
  • 体が弱っているときほど、体への負担を抑えた施術が大切になる

何かお身体のことでお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。

文中のことば解説

積聚治療(しゃくじゅちりょう)
一般的な鍼灸とは異なるアプローチで、症状の出ている部位ではなく体全体の状態を診て施術を組み立てます。体への負担を抑えながら深部に働きかけるため、初めての方や鍼が怖い方にも受けやすい治療法です。

鍉鍼(ていしん)
当院で主に使用する鍼です。針先が卵型で痛みを感じにくい構造になっており、基本は刺入しない使い方をします。症状や部位によっては刺入することもあります。

脈診(みゃくしん)
手首の脈の強さ・速さ・張りなどから、体全体の状態を読み取る東洋医学の診察法です。

この症例と似たお悩みがあれば、まずはお気軽にご相談ください。院長が直接お答えします。