古傷が原因の頭痛・吐き気|鍼灸治療の一例

こんにちは、恵比寿LOOP鍼灸院の中野です。
今回は、古傷の後遺症に対する鍼灸治療の一例をご紹介します。
古傷と体の不調の関係
体の不調を訴える方に問診をすると、既往歴に捻挫・打撲・骨折・脱臼などの怪我が見つかることがほぼ必ずあります。
天候による気圧の変動や気温の変化で古傷が疼いたり、頭痛や吐き気が起きたりするケースは珍しくありません。「昔の怪我だから関係ない」「このくらい大丈夫」と放置されていることが多いですが、後々になって痛みや浮腫み、運動機能の低下として現れることがあります。
今回の症例
患者:40代男性
数年前に事故で右鎖骨を骨折、首のむち打ちを経験。病院での治療は終了していたものの、気圧が変動するたびに頭痛と吐き気が必ず起きている状態で来院されました。
当院の考え方と施術内容
身体に起こる怪我の影響は、最終的に首に残存すると当院では考えています。
今回のように、明らかな怪我による首の異常が確認された場合、特殊な鍼を用いて首に施術を行い、怪我によるトラウマ症状を取り除きます。これにより通常の施術効果が上がり、気圧変動による影響を感じにくくなります。
経過
2回目の施術で首への施術を実施。その後3回ほどで、頭痛は残るものの吐き気は出なくなりました。
まとめ
✔ 気圧変動による頭痛・吐き気の原因が数年前の骨折だった
✔ 怪我の影響は首に残存する
✔ 首への特殊な鍼灸施術でトラウマ症状を取り除き改善
原因不明の体調不良でお悩みの方は、一度ご相談ください。過去の怪我が関係している場合があります。
文中のことば解説
既往歴:これまでに経験した病気やけがのことです。
むち打ち:交通事故などの衝撃で首が急激に動き、頸部に生じる損傷のことです。
