「また頭痛か」を繰り返さないために
頭痛には大きく、首や肩の緊張から起きる緊張性頭痛、血管の拡張・収縮が関わる片頭痛、そして気圧の変化で悪化する気圧頭痛(低気圧頭痛)があります。
いずれも市販の鎮痛薬で一時的に抑えることはできますが、薬が切れるとまた頭痛が戻る——という繰り返しになっている方が多くいます。薬への依存が続くと、やがて「薬を飲み過ぎることで頭痛が起きる」薬物乱用頭痛に移行するリスクもあります。
東洋医学から見た頭痛
東洋医学では、頭痛の原因を「気・血の滞り」「気・血の不足」「水分代謝の乱れ」などのパターンで捉えます。
たとえばストレスや感情の波が大きいとき、「肝」の気の流れが乱れ(肝気の鬱滞)、頭部への気血の流れが過剰になることで片頭痛が起きやすくなります。一方、疲労や睡眠不足による「血虚」(血の不足)は、頭部への栄養供給が滞り、頭が重だるくなる緊張性頭痛として現れることが多くあります。
気圧頭痛に悩む方は、体内の水分代謝が乱れやすい体質(水毒・痰湿)であることが多く、湿度・気温・気圧の変化に身体が過敏に反応しています。
当院のアプローチ
頭痛の治療では、頭や首だけに働きかけるのではなく、なぜその頭痛が起きているかをパターンで読み解き、全身のバランスを整えることを優先します。
脈診・腹診で体の状態を確認し、積聚療法による施術で気・血の流れを回復させていきます。一般的な鍼灸とは異なるアプローチで、体全体の状態を診ながら施術するため、頭痛の引き金になりやすい自律神経の乱れや冷えにも同時に対応できます。
✔ 緊張性頭痛・片頭痛・気圧頭痛、それぞれのパターンに応じてアプローチ
✔ 薬に頼るサイクルから抜け出し、頭痛が起きにくい体質への改善を目指す
✔ 頭痛の背景にある自律神経の乱れ・冷え・ストレスも同時に対応
文中のことば解説
肝気の鬱滞(かんきのうったい):東洋医学における「肝」の気の流れが詰まった状態。ストレスや感情の抑圧が続くと起こりやすく、頭痛・イライラ・胸の張りなどとして現れる。
血虚(けっきょ):血の量が不足した状態。疲労・睡眠不足・食事の偏りなどが原因となり、頭がぼんやりする・めまい・顔色が悪いなどの症状が出やすい。
痰湿(たんしつ):体内の水分代謝が滞り、余分な水分が溜まった状態。むくみ・頭重感・気圧の変化への過敏さなどとして現れることが多い。